2009年 02月 03日
農夫と土と音楽と私
農民管弦楽団(詳しくはここ)は、全道各地の音楽を愛好する農家を中心に、農業試験場の研究員や、農政に携わる人、農協職員、農学関係の教職員や学生など、農業を支える多くのメンバーが集い、農閑期に年1回だけの演奏会を、全道各地で開催しているそうです。たぶん、世界でただ1つだとのことです。
オケの皆さんは、かなりの方が前々泊からの猛練習をしたそうですが、私を含め10人ほどの合唱団員が前泊し(※北村温泉 しょっぱい良いお湯でした。おかげで、さらに声も出るようになった?)前夜祭に参加させていただきました。時間は短めでしたが、楽しい前夜祭でした。私などは、どうして忙しい仕事をもちながら、よりにもよってたくさん練習が必要な楽器をやるのか、それも団体に所属して・・・と思ってしまうのですが、答えは明瞭でした。
プログラムを引用させていただくと、「農業が土を耕す行為であれば、音楽は心を耕す行為であり、宮沢賢治が『農民芸術概論綱要』で述べた理想を、現代に蘇らせる試みなのだそうです。
言葉は難しいのですが、音楽が心を耕すというのは、今回すごく共感できました。私は正直言って、まだこれから何を思い、何をして生きていきたいのか、はっきりわかってはいません。でも、残された広い土地を耕して、種を蒔くでしょう。合唱を続けるでしょう。そのことによって私の心は耕され、歌詞を借りれば、花咲き実っていくのでしょうか。美しい花を見て、大地の心を信じられるでしょうか。地の上に花咲く限り、悲しみも耐えて生きられるでしょうか。
PS 今日は、節分かぁ。
今日の記事は気に入りました。
多彩なご趣味をお持ちのnyankaiさん。
充分悲しみを耐えて自己弛張しながらしっかり
生きておられますよ。私にはできないかも。
ああ その通りだと思います。
それと、農業をされる方は穏やかで我慢強く
心も大地に根を張るんだと思います。
今はもちろん無理でもnyankaiさんは、より優しく強く
生きてゆかれますよ (*´∇`*)
コンサートおめでとうございました。お疲れさまでした。
記事の最後のところは歌の一部のようでnyankaiさんにソロで歌って欲しいようです。
大地讃頌しか知りませんが北海道の雄大な景色ならなおさらですが私も畑仕事をしながら口ずさむと妙に神聖な作業のように感じがんばれるから不思議です。
かなり、引用が多いのですよ。でも、気に入っていただけて嬉しいです。
去年、話を聞いていただけた時のことが、私の力になっています。
★madame4mayjpさんへ
レストランをされているから、農業にも関心ありでしょうね。
今回、オケメンバーの何人かの方の話しも聞けて、本当に貴重な体験でした。
★しばこさんへ
「音楽は心を耕す」は、私の宝物の言葉になりました。
今は、真っ白な庭ですけどね。
★かま猫さんへ
最後の方は、歌詞の抜粋&引用ですよ。畑をやりながら、良く練習していました。今年もきっと歌うでしょう。