2008年 12月 27日
「主婦のブルース」と飯島愛 (12/27)
私のお気に入りのCDの1枚に、青島広志さんが編曲し、「コーラス隊」という12人の合唱団が歌っているポップス集があります。その中の1曲が、1968年に作られたフォークソング「主婦のブルース」です。「私は平凡な奥さんよ、もうすぐおばあちゃんになってしまう、五十をちょっとすぎた奥さんよ・・・恋なんてしない間にふけちゃった 主婦は女の生きがいかしら 本当に私は生きたのかしら」 なんて歌詞が並んでいます。
10年も前(四十をちょっと過ぎた頃)なら、そんなものかもしれないと思ったでしょうが、今私自身が五十をちょっと過ぎてみて、色んな意味で、そういう幸せだってあるんじゃない?と言いたいです。ついでに、五十をすぎたって、まだ若いぞ!とも言っておきます。
さて、飯島愛さん。コメンテーターや友人達が「元気だったのに、信じられない」とか「自殺であってほしくない」「たくさん友達いたのに」とか言っていますが、違う~っ!と叫びたいです。
愛さんのブログの「寂しくね~か、だって一人で生きられないんだモン」や「人肌恋しい、人肌ほしい」が、すごく良くわかります。1度「寂しいスイッチ」が入ってしまったら、友達(帰ってしまう人)がいても、当面やることがあっても、「あなたは素晴らしい人だ」との賞賛の声をかけられても、その「寂しさ」を拭い去ってくれることはありません。積極的な自殺ではないのでしょうが、『もしかして死んじゃっても仕方ないかな、だって、どうして生きてるかわかんないし・・・』と思って、たとえば睡眠剤とアルコールを一緒に摂ってしまっても、全然不思議ではありません。
今の私は「主婦のブルース」よりも、飯島愛さんに、はっきり共感できるのです。
いや~、これほど年末にふさわしくない記事ってないですね。感想お待ちしています。
今日はこれから、今年最後の合唱(「土の歌」)の練習に行ってきます。歌うぞ~。
フツーに学校に行ってフツーにOLになってフツーに結婚してフツーに子供産んで
とすべてをレールに乗ったかのように適齢期で済ませてきた私は
奇跡のような人生を歩いているのではないかと思います。
トラコさんのお友達もその大多数が来年4月から保育園に入ります。
今の時代、特に東京に住んでいると専業主婦のほうが特殊なのではないかとすら思います。
だから「主婦のブルース」は私にとってもやっぱり「ブルース」足り得ないかな。
ずっとそばにいて子供の成長を見守れるなんてとても贅沢ですもん。
それこそ、ずっと人肌に触れている生活ですもん。
体調がすぐれない中、都会のど真ん中であんなに窓が大きい部屋に
ひとりきりでいらした飯島さんの孤独感はいかばかりかと…。
ご冥福をお祈りするばかりです。
なべさんには、絶対わかってもらいたかったです。
私はおかげさまで、今の所病気ではないのですが、かなり心が病気になりかけました。どうして生きているのかは、やっぱりわかりません。
「がんばらず、あきらめず」ですね。ありがとうございます。
★torajimiさんへ
記事を書きながら、torajimiさんのことを考えていましたよ。だって「普通にしあわせ」というブログ名をつけられるあなたは、すてきだなと思いますもの。
「人肌」って大切なんだと、今さらながら思います。
余計なお世話かもしれませんが、わたしは、nyankaiさんも心配、です、、、。
エレファントカシマシの 桜の花舞い上がる道を が大好きな歌ですが 特に好きなフレーズは・・・ とりあえず行くしかなさそな のぼり下りの道あーあ信じて転がるエブリデイ・・・・。私もとりあえず行くしかなさそな毎日であります。
ねぎちゃんはねむそう・・・ かわいいです。
だそうですね。「警察」というのが、すごく切ないです。
あんなにたくさん、サインを出していたのにね。
私も実は自分が心配だって、ずい分サイン出して甘えています。って書けるから、たぶん大丈夫かと。
★ninnninnさんへ
「とりあえず行く」としか思い様が無い時は、たくさんありますね。とりあえず生きていく、私も今は本音そういう気分です。そう思うしかないというべきか。