2008年 09月 26日
カクテルバーに集う人たち
それはどんな所か?という純粋な好奇心があったし、バカ息子を勤めさせてもらっているという感謝から、ごあいさつもしたかったし、今回の公演に、店長さんがある理由から、映像で出演してくださっているのですが、その店長さんに対する興味がありました。
お店は程よい広さで、ほの暗く、カウンターの正面には洋酒のビンがずらりち並んでいました。店長さんは、いらっしゃいました・・・この写真の方です。おわかりですね。実際は、メガネもサスペンダーもしてらっしゃいませんが、公演のためになりきってくださったのです。
フリードリンクにして、ナントカいうカクテル(写真は、11月ー私の生まれ月ーの誕生石、トパーズというカクテル)を色々飲み、どれもおいしゅうございました。フードメニューも充実していて(イタリアン系)、それを息子も作れるのだという事が、不思議でなりませんでした。
お客様もほとんが常連さんのようで、楽しく(お母さん?若くてきれい~♡)紹介されたり、お話したりしました。こんな人ならどれほど助かるだろうという感じの明るい看護師さん、シンガポールの葉巻を自慢気に配って「これはおいしくない」とがっかりする人、精神的にちょっと参っていてと、一生懸命演劇の話をしてくれた人など、バーに集う人たちはなかなおもしろい方たちでした。
その足で、さらに、オーナーさん(夫が亡くなってパートの息子が休んだ時、有休扱いにしてくださった)がいらっしゃるという姉妹店にも行きました。こちらはもっと大人の雰囲気で、「とうがらしと雑魚を炊いた」おばんざいが、とてもおいしかったです。
息子は、すばらしい方々の中で、仕事をさせてもらっています。がんばって、お役に立てるようになってほしいと、心から思いながら、今日ニャンコ座に帰ります。
私の周りの日本のかたはファミリーばかりで、どうしてもお会いするのは昼間になりがちですが。時々大人しかいなかったシックな東京の夜が懐かしくなります。仕事の後にカクテルバーにいってプールバーにいって、、、とか。独身生活が長かったせいでちょっと結婚が遅めでしたが(汗)、ああいうちょっと背伸びした大人の時間も貴重だったなーと思います。
息子さんの公演、成功したようでおめでとうございます。旅も楽しめたようで良かったです。
私も、こんなふうに、たまにお酒飲みたいと思いました。