2008年 05月 21日
「森のふくろう」の夏と冬 (5/21)
昨日の100か日の記事にたくさんコメントをいただき、ありがとうございます。同じ体験をされた方からの『何で私をおいていったの!』という憤りへの共感や、(立ち直るのに)10年かかったという体験談もあるからあせらなくても良い、というコメントには、ほっしました。
息子は、朝寝坊を満喫しています。というより、夜のお勤めの息子はこの時間帯はいつもぐっすり寝ているのですけどね。今日か明日にでも、一緒に「森のふくろう」に行きたいなと思います。そんな訳で、10周年タペストリーの「森のふくろうの夏冬」を紹介します。
デッキでご飯を食べられるふくろうの夏と言えば、ママに問うと「メロンとかトマトとか・・・いや~、ナス。」という答えが返ってきました。ナス?ふくろうのメニューにも、自家製のナスを使った物があります。絵手紙などの題材にはなるでしょうけど、パッチワークではあまり見たことありません。そこで考えました。切った断面も入れてみようか。さらに知人の若い子が良いアイディアをくれました。「おばさん、花も入れたらどう?」それ、いただき。で、こうなりました。花は、透けるのれんに配して見ました。
冬は、最初から決めていました。静かに降り積もる雪の中で眠そうにしているふくろうです。わり箸袋に印刷されているふくろうのイラストを、そのまま使いました。「森のふくろう」は、12月からGW直前までは、冬眠しています。
次回は、10周年にかこつけた10個のコーヒーカップを載せる予定です。お楽しみに。
芸術家ですね~。すてき~!
いつも思っていますけど
nyankaiさんってただものではないですね!
涼しげな暖簾に桔梗
「花を」という言葉にも素直に耳を貸す柔軟さが
また才能をきらめかせるんですね。
透けて見える雪の部分はどんなふうになっているのかと
目を懲らしてみたら「アウトラインステッチ」っていうんでしたっけ?
細かに縫いつけてあるんですね。
このサイトで初めて観て魅入った
「森のふくろう(さん)の雪景色」を彷彿とさせるデザインです。
ご主人百か日忌だったのですね・・・。
早かったですか。
遙か昔のようと書いてらっしゃいますから
時が止まったようでもあるのかもしれませんね。
ご両親の言葉胸がじーんとしました。
私の母も息子を一人亡くしているので
「子供に先立たれること以上の地獄はない」と言っています。
「芸術家!」・・・いや~、素直に、ありがとうございます。
何か手を動かしていれば、幸せなんです。
★かま猫さんへ
透けて見える所は、本当はオーガンジーと言いたいところですが、オーガンジーくらいの厚さの接着芯です。それをアイロンでくっつけておいて、糸で補強します。のれんも雪も同じ手法です。森ふくろうの雪景色とこのふくろうのは同じで、ラメの糸で縁をかがっています。
100日何とかやってこれたから、もう100日はやっていけるかな、とふと思いました。その時、200日やってこれたから、もう200日やれるかな、と言っているのかもしれません。