2006年 12月 21日
憎まれっ子ヴァンパイア (12/21)
7月下旬、東京に「マタイ受難曲」を歌いに行ったついでに、愛する(今となってはちょっと悪乗りしすぎの言葉です。)祐様のミュージカル「ダンス・オブ・ヴァンパイア」を観ました。そのCDが先月届いていました。いつもならよだれをも垂らす勢いで、どっぷりと祐様ワールドに浸りきるのですが、そこんとこはこんな状態だから、祐様もわかってくださると思います。
たった2回観ただけのミュージカルですが、印象的なメロディーは忘れないようにと、幾度と無く反復しながら帰ってきました。ピアノ弾き語りの楽譜も買って、CDを待っていました。
私達は、ミュージカルに限らず、様々な作品を見たり読んだりした時に、テーマは何だろうと考えますね。ただ楽しけりゃ良いのかもしれないし、考えすぎてもどうかなぁというのもあるでしょう。まっ、それは時と場合によるし、人それぞれの自由ですが。
で、この「ヴァンパイア」ですが、娯楽作品ではあるらしいです。祐様ファンとしては、それさえ堪能できれば良いのですが、性能は良くないにしても一応頭を持っていますから、そこは考えてしまうわけですよ。
劇中でヴァンパイアが、永遠の命を嘆く場面があります。問題を抱えていないならば、『そうよねぇ、大切な人が次々去っていく中で自分だけが生き続けるって、耐えがたく悲しいかもしれないね。』な~んて共感するかもしれません。でも、今の私は、ヴァンパイアに噛まれて、永遠の命を得ることが出来るなら、どうぞ夫を噛んでください。憎まれっ子になって良いから、世にはばかってください。と、CDを聴きながらまじで思っているのです。
(o|o)夫は、年末年始で明日帰宅できるかもしれなかったのですが、軽い咳が出ること、むくみのコントロールにもう少し時間が必要とのことで、27日まで延期になりました。残念ですが、不安を残して帰って来てくれても困るので、その方が良いと思います。