合唱団員vs劇団員 (6/18)

息子を連れて、グループホームの母を訪ねました。行きの車の中から、何校かの運動会が見えました。母は案じたとおり、息子と私の弟の区別がつかない様子でした。何度も説明して又すぐわからなくなりますが、息子はショックを受けていないようで、良かったです。
今日の話題は、「団員」です。夫と私は、今にもつぶれそうな地元の合唱団の団員で、今は期間限定ではありますが、東京まで「マタイ受難曲」を歌いに行く大きな合唱団の団員でもあります。そして息子は、京都で劇団を主宰している劇団員です。
d0017084_19104948.jpgついこの間、息子が出演する公演を観たばかりですが、若者達みんな生き生きと照れる様子など微塵も無く動き回っていました。歌の専門家でもないのに(失礼!)、全くあがっている様子は無い歌いっぷりです。それに対して、かつて参加した合唱のセミナーで「合唱団員はシャイな人が多いので云々・・・」。そうそう、私もけっこうな出たがりではありますが、ソロなんて当たろうものなら、嬉しいよりも緊張してしまって実力を発揮できません(実力あるの?)。ソリストの楽譜が震えている光景は、珍しくはありません。
この違いは何なのでしょう。元々の性格の違いはもちろんあるでしょうが、演劇では劇中では別の人格になっているので、恥かしくないのでしょうかね。
まだありますよ。「合唱団」というと、アマチュアの趣味というニュアンスが大ですが、「劇団」にはなぜかプロ(食えてなくても)のイメージがありますよね。「劇団員です。」と名乗ってしまえば勝ち、みたいなね。プロの合唱団員って、日本にどれ位いるのでしょうか。
合唱団員は掛け持ちする事はありますが、おおむね特定の団に所属して、1年くらいかけてコンサートを目指します。劇団員は、公演ごとにあちこち参加したり、いとも簡単に(見える)新しい劇団を旗揚げしたりします。
決定的な違いは、両者の練習時間の差です。劇団員は、趣味や片手間では無理みたいです。息子は演劇をやるためにフリーター、でも合唱やるためにフリーターになる人は、絶対いません。
私はせめて、あがらないでソロを歌いたいな。私は歌姫よー、ってね。
画像は、息子の劇団の次回作の出演者募集のチラシです。よろしく。
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by nyankai | 2006-06-18 19:08 | 音楽(合唱) | Trackback | Comments(4)

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Commented by かま猫 at 2006-06-19 02:23 x
「合唱団」と「劇団員」アマチュアとプロのニュアンス・・・。
う~ん!なるほど、確かにそうですね。
ご子息主宰をしていらっしゃるんですね。
それこそ打って走って守る色々な事をしなければいけないのでしょうね。
とっても逞しさを感じます。

Commented by nyankai at 2006-06-19 15:07
主宰というとカッコイイのですけどね。演劇の世界って、そんな感じです。主宰しておきながら、別の団に出演したりしています。
家にいても、色々出演交渉などしています。
Commented by kyk73 at 2006-06-19 17:45
 とても分り易い、いい説明でした。
ご自慢の息子さんの劇団、将来が楽しみですね。

家の近所にも劇団事務所が数年ありましたが、1年ほど前に引越し、そのビルは無くなりました。
神楽坂の方には長期に渡る劇団があります。
Commented by nyankai at 2006-06-20 01:21
自慢の息子ではないんですよ。悩みの息子です。でもほら、出来の悪い子ほどナントヤラ、というでしょう。
夢を追い求めて欲しいけど、それで傷つくのもかわいそうで。