2006年 05月 10日
猫草物語 by ルイザ・ニャン・オルコット (5/10)
完全室内飼いの猫にとって、「猫草」は必要不可欠であるらしい。そのメカニズムはこうである。●きれい好きな猫は毛づくろいをしては毛を飲み込んでしまい、胃の中で毛玉になってしまうと、胸ヤケを起こす(らしい)。●胃の中の毛玉を取り除くために、本能的に生野菜を食べる(らしい)。●食べた野菜が意を刺激して、毛玉を吐き出させる(らしい)。●吐き出した後はすっきり元気な猫に戻る(らしい)。
外に出てそこらへんの草をたべることができないので、ニャンコ座では某社の「ネコの元気草」というのを育てて食べさせている。箱と土と種がセットになっていて、種まきから食べられるようになるまでに1週間くらいだろうか。新しい草はその先端に雫を乗せて、美しいこといとおかし。
ダリは長毛なので毛玉ができやすく、「ウンチゲボ」というありがたくない名前(形がそっくりなんだもん)を持つ、げぼを吐く。ネコが「オエッ、オエッ。」とやっている様子は、見ていて辛いものである。
マコは不器用なのか食べ方が下手くそで、箱ごとひっくり返したりして、後始末が大変である。ま、そんなところがかわいいのであるが。でもマコが吐いたのは見たことが無い。
猫草は見た所、麦の仲間のようである。以前、少し残ったままの猫草を畑に植てみたことがある。そのまま成長して穂ができたところをみると、やはりナントカ麦だと思われる。知人にもらった素朴な動物のモビールは、この麦で作ってあると思のだが。
尚、ニャンコ座で猫草以上に食べられてしまう草があるのだが、観葉植物の「折鶴ラン」である。
食べるというより「ちぎってこぼす」を繰り返します。
ちょっと、悲しいです…。
旦那はそれにめげず、再度栽培する決心をしたようですが…。
顔を横にしてかじると上手くいくのですが、下手な子にどうやって伝えたら良いのかがわかりません。
人間がちぎって食べさせると喜ぶのですが、そりゃ過保護かな。
カルロスさんへ
キラランさんは、たぶん必要無いのですね。
その場合はぜひ、麦になるまで育てて、インテリアとして楽しんでください。
桃子は長毛種で良く嘗め回すから、以前はウンチのような形の毛玉を吐いていました。
餌を毛玉ケアーに代えてから、ほとんど吐くことは無いです。
魚を食べさせた時に小骨と一緒に吐くことはありますが。
それを摘んできて、お皿に出すと、もしゃもしゃ食べるのでとっても不思議でしたが、犬も胃がムカムカすると食べたりするんでしょうね。