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ニャンコ座リポート since 2005 April

近頃うわさのトゥーランドット

早くも「近頃うわさの○○○」がシリーズ化の予感。
今日は荒川静香さんが金メダルをきめた曲「トゥーランドット」が(正確には「誰も寝てはならぬ」-Nessun dorma!)、人気みたいですね。開会式ではパバロッティー(文章がくどくなるので、敬称は略させていただきます。)が歌ったし。私がクラッシック音楽ファンで合唱バカなので、時々質問されるのですが、ほんと言うと「トゥーランドット」の知識はほとんど無いのです。ごめんなさいというのか、恥かしいというのか。
近頃うわさのトゥーランドット_d0017084_159384.jpg何年か前、BSか何かの深夜番組で、「トゥーランドット」全幕放送があり、佐藤しのぶが出るので(「トゥーランドットの役ではない)張り切って観始めたのですが、「誰も寝てはならぬ」のはるか前で寝てしまったという、どうしようもない前科持ちの私です。
「誰も寝てはならぬ」とのはっきりした出会いは、確かコーヒーのCMで、錦織健の歌に美女の像(?)の目が開く、そんなのがありましたよね。けっこう私にはインパクトがありました。錦織健が何かのインタビューで「この曲は、日本で言うと、思い切りド演歌みたいなものです。」と言ったのを聞いて、『なーるほど、こりゃ、ド演歌そのものだわー。』と納得しました。
次はお気に入りのラッセル・ワトソンが良く歌います。そもそも彼は、パブで(パブだよ、パブ、行った事無いけど)これを歌い、脚光を浴びて世に出たそうです。一般大衆がお酒を飲む場所で、クラッシックの大曲を歌って、それが認められるなんて、イギリスってすごい。
まだまだ、大好きなサラ・ブライトマンも歌います。一昨年の札幌のコンサートでも、金色のドレスで、高い所で歌ってくれました。
去年若くして亡くなった本田美奈子も、日本語ですばらしい歌いっぷりを聴かせてくれます。
詞の内容は、氷のように冷たい心を持った美しいトゥーランドット姫に求婚する王子様が、勝利を確信して歌う歌ですから、本来は若いイケメンが歌う曲ですね。でも、美しい姫が歌うのも良いです。最後にトゥーランドット姫の心が開かれるのだそうです。
めでたしめでたし。今度放送があったら、寝ないで最後まで観ます。
念のため、プッチーニ作曲ですが、生きているうちに完成されず、死後アルファーノという人が完成させました。お話の舞台は、中国です。
Tracked from 恋愛のすべて at 2006-04-22 12:00
タイトル : 荒川静香にキス
目を閉じるとあの美しい演技が蘇ってきます。イナバウアー、そう努力を重ねた人のみが、できるすばらしい技ですよね。才能はあったと思いますが一般人には分からない本人の努力と、周りの理解があったんでしょね。それ以上に諦めなかった彼女に拍手をおくりたいですね。... more
Commented by kawazukiyoshi at 2006-04-20 21:57
詩と音楽と数学は宇宙のハーモニー。
私のモットーです。
また寄りますね。
Commented by nyankai at 2006-04-21 13:12
いらしてくださって、ありがとうございます。
音楽家でらっしゃいますか?それとも、文学者?数学者?
又、お出でください。
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by nyankai | 2006-04-20 15:07 | 音楽(合唱) | Trackback(1) | Comments(2)