2006年 03月 07日
荒川さんを静かに応援しましょう (3/7)
トリノオリンピックの興奮覚めやらぬ、荒川静香さんへの過剰な取材が気になっています。荒川さんの金メダルはとても嬉しいし、彼女とそれを支えた方達を尊敬します。でも、連日の取材に律儀に応じる彼女を見ていると、気の毒になってしまいます。
フィギュアスケート(特にイナバウアー)の大ブームですね。結構なことですが、『にわかファンに何がわかるんだー。』いう気持ち、無きにしも非ず。
私は札幌オリンピックの1年前のプレ五輪でジャネット・リンを見て(もちろんテレビ)、以来のフィギュアスケートファンだもんね。1番のお気に入りは、氷上でディスコダンスをしたイギリスのロビン・カズンズです。
北海道でも雪の少ない地方育ちの私は、冬の体育はスケート、それもスピードでした。でも中3の時の体育の先生が少しフィギュアをする方で、「買ってもらえるなら、教えるぞー。」と言ってくれました。何人かがおねだりして手に入れ(当時は合皮のが無くて、とても高価だった)て、後ろ向きに滑ったり、八の字を描いたりとそれはそれは楽しかったもんだ。でもね、スピンしようとしても3~4回回るのが精一杯だし、ジャンプなんて半回転しても転ぶし、あれはなまら痛いんだよ。そうそう、例のイナバウアーね、足が外向きに180度なんて開くもんじゃない。
ところで、イナバウアーさんが始めたイナバウアーは、上体を後ろにそらしたわけではありません。荒川さんのは発展させた技で、レイバック・イナバウアーですね。
久しぶりで、35年前のスケート靴を履いてみました。とても50歳とは思えない美しい脚だわー。
そんな事も知りませんでした。
片足立ちで上体を前傾姿勢で保つことも出来ない私は(ヨガの体験レッスンで
挫折)、それを氷上でこなす選手の身体能力にただただ感嘆です。
合皮ではない、スケート靴。とってもキレイです。衣装の一部ですよね。
あ、nyankaiさんのキュッと細い足首も美しいー!
転んだ時の表情がキュ~ト!でしたね。
今にして思うとストパーのような金髪も可愛かった!
え?これ、nyankaiさんの足???
てっきり荒川さんかと。「S」の代わりに「N」ってイニシャル入ってたりして~って私もマスコミに毒されているかも。
ほんと、いつの時も個人を無視したマスコミの下品な美味しいとこ取り(自分たちだけでそう思ってるみたい)報道は嫌悪感がありますね!
アスリートはみんな、信じられない程すごい、です。
スケートを履いて立つと、足に力が入ってたくましくなります。私は床に投げ出して、自分で写真を撮りました。こうすると、力が入っていないので細い足に見えるのです、って、自分でばらしてどうするんだ。