2017年 07月 20日
ワイト島ってどこ? (7/20)
10時に着くペガサス号で、息子達御一行三名様がやってきます。そのまま会場のナカジマ家具店に行き、仕込みです。スムーズにいけばなぁと思います。案内をさしあげた皆様、どうかだまされたと思って「笑の内閣」を体験しに来てください。絶対に後悔はさせません。
昨日は愛する祐様のことを書いたので、今日ももう1人の方も書かなきゃ。私の男性の好みは王子様タイプですが、人間は本質がわかったら、外見はどうでも良いのですよ。いえいえ、本質は必ず、外見のどこかに現れているはず。今日の人も、若い頃は間違いなく王子様でした。
東京の祐友・グレ友が、WOWOWを録画して送ってくれました。何とありがたいんだか。その中に、「ELP」の「ワイト島ロックフェスティバル」(1970年)がありました。ワイト島ってどこ「ワイトイズワイト」って歌は、少し知ってるわ。愛の島、夢の島なんだよね。何かで断片的に見たことはありますが、こうしてしっかり見たのは初めてです。ELPのデビューだったのですね。みんな若くて、細くて、派手でかわいいの。「展覧会の絵」が主でした。ライヴだから、完成度の点でレコードよりもざらつきがあるのは当然で、それもまた良いものです。
古い映像なので、鮮明な画質では無いのですが、不良を気取るぶっとびキースと、やんちゃ坊主のカールに対し、グレッグは思慮深い美少年です。確かその時点で、22歳だと思うのですが。ベースもギターも上手いのでしょうが、やっぱりあの声と歌の表現力です。私の、グレッグ初体験は、J&RのCMでした。曲が「賢人」→ここ(2度目だ)で、本家「展覧会の絵」の中には無いのですが、ギターの間奏を含めて、私の好きな曲の10本の指に入ると思います。
横道にそれますが、「あなたの1番好きな曲は何ですか」と聞かれたら、私は答えられません。それほどの曲は無いのか、しぼれないのか。その時その時、その場面その場面と言うしかないのです。でも、61年と8カ月の人生には、出会って何がしかの影響をもらった曲があります。
12月に亡くなったグレッグですが、すっかり太ってしまったおじさんになり、インタビューに答えているのは、なかなかに複雑なものです。でも、きっと彼らは、ワイト島で幸せな未来を見ていたでしょう。
さて、今日は、こわいなどとは言っていられません。