2017年 05月 11日
ほっこり下手の貧乏性に程々のススメ (5/11)
昨日は、友人の情報から、ユニークな鍼灸院へ行ってきました。月の半分は道外の分院で施術していて、日本野鳥の会の会員は割引になる、ホラ、なんだかそれだけで、そそられるでしょう?薬歴をはっきりさせてきてくださいとのことと、着て行く物のちょっとした注意点を聞いて、出かけました。
一言で言うと、よ~く話を聞いてくれたと言えます。病院から見放された人がけっこう行くようです。私の外見を見て、食べるの大好き、お腹が丈夫だと思う人はおそらくいないと思いますが、胃腸が虚弱で、すべての原因はそこから来ているのではないかと。そんなことで、施術が始まりました。
血圧を測って、脈を見て、左右の足の冷たさの違いとか、施術中も話させてくれました。脚のだるさ、こわばりは、疲労がたまって萎えている感じなのですと。原因は右股関節かもしれないし、それだけではなく、胃腸の弱さやたまった疲れに対して、エネルギー不足なんだとか。だからと言って、がっつり食べろではなく、腹6分目で温かいものを楽しくゆったり食べれば良いと。たとえば、トマトは旬のもぎたては生で良いけれど、それ以外の季節は、火を通してとか。
ここで、身の上話を披露。9年前に夫と死に別れて、1人暮らしが寂しくてしんどいです。食事は、エサになり下がっていますと。先生、はたと手を打ち、自分でおひとり様を選択したのではない死別、それも仲良し夫婦であればあるほど、1人暮らしは体調不良の原因になります、がんばりすぎているんですよと。私、残念なことに、どうもがんばり屋みたいなんです。ヨガも水泳も、やろうと思ったら、億劫でもがんばって行くんです。これは間違ってますか?間違ってはいませんが、今は、気力に体力が付いて行ってない状態ですって。程々にと。なるほど。
みぞおちと背中に乗せてくれたお灸が、気持ち良い。左側って、昼間の元気にかかわりがあるんですと。脚が冷たいのに、頭だけ猛烈に働いているらしい。そう、私、寝るまで何かしていないと気が済まないのです。どうして、もっとほっこりできないんだろう。
耳と足に、ごまみたいな物(つぼを刺激する)を付けて、帰ってきました。だるさは結局とれていませんが、もっとも昨日1回でとれたら、私の1年5ヶ月を返してほしいということになるけど、なぜか不思議なことに、右股関節の痛くない可動域が広がりました。とりあえず、来週もう1回、行ってみようと思います。