2017年 04月 29日
世界遺産めぐり (4/29 昭和の日)
ソウル発「世界遺産めぐり号」という、たったの4,000円(行ってみるとそのありがたみが良くわかった)のツアーに行きました。又、ジャンボタクシーで、運転士さんと、ウナちゃんと私たちです。
韓国の行政は、1つの特別市ソウルと、6つの広域市:釜山など、8つの道と1つの特別自治道(済州特別自治道)という行政区分から成っています。この日は、ソウルの南、京畿道の水原華城(スウォンファソン)と、南漢山城(ナムハンサンソン)へ行きました。
いっぱい説明してもらって、いっぱい見て、いっぱい歩いたのですが、情報量が多すぎて、まだ処理しきれていません。建物がカラフル(元になる色は緑)だった事。オンドルの煙突が凝っている事。王様の前では、堂々と顔を上げて歩くのは良くないので、気をつけてうつむいて歩くために、わざとに歩きにくい道にした事。悪者が隠れていてはいけないので、大きな家具は置かない事、食器が金属なのは毒を入れたら色が変わるのでわかるからとか、韓国は儒教の国だから、王様もお母さんを大切にして、御殿を作ってその還暦のお祝いをしたとか、教えてもらった事が、バラバラで繋がっていません。でも、とっても楽しかったのです。韓ドラが大好きな姉上が、ナニナニのドコソコのシーンが、あ~だったこ~だったと、嬉しそうでした。私も見ておくのだったわ。
龍仁(ヨンイン)のレストランで、水原カルビの昼食でしたが、その豪華だった事。焼き肉以外のおかずが数がおびただしい。これだけで、間違いなく4,000円でしょうが。えらく甘いお茶が出ました。
南漢山城は、別荘の様な所だったようですが、ミニ万里の長城(には行った事無いけど)の様な所でした。日本のお城は、お城を堀と石垣で囲いますが、南漢山城は町というか、山全体を囲ったのですね。標高がいく分高いので、桜が待っていてくれました。韓国の1番高い山は、済州島にある漢拏山(ハンラサン)1950mだそうですが、登山熱は高くて、世界遺産見学と言うよりも、メーカー品でばっちりきめた登山客でごったがえしていました。
暑い程で、アイスでも食べたいと思ったのですが、ちょっと見には見当たりませんでした。日本は名物ご当地ソフト天国なのかもしれません。
夕方、ソウル市内に戻り、ウナちゃんとお別れしました。ありがとう、あなたの事は忘れません。今日は、午後北広島でリハーサルですが、韓国の熱い話ははまだ続きます。