2017年 02月 12日
ブタブタコブタ (2/12)
R.R.Singersで全面的にお世話になるB.B☆Hallで、ライヴがあるのはわかっていたのですが、知らない人だし、たぶんいつものロック関係者でいっぱいになるのだろうくらいに思い、気付かないことにしていました。それが前日になって、お誘いのメールが来ました。チケットが、田舎にしてはやや高い前売り3,500円、いつもの食事付きでもない、プロなのだろうけれど素人には知られていない、どんな曲をやるのかもわからないドラマーとあって、集客に難儀しているであろうことは、一発でわかりました。
私自身がこんな風だから、誰かを誘うこともできず、幸い天気も良さそうだったので、札幌とダブルになりましたが、1人で出かけました。ホールのドアを開けてみると、腰が引けるほどの、パラホラのお客様。かわいそう。すぐに知人の女性が声をかけてくれたので、SS席だねと言いながら、最前列センターに座る。1ドリンクのお茶を飲みながら、赤いTシャツの少女(に見えた)が、ドラムに埋もれそうに座るのを待ちました。いきなりの大音量に度肝を抜かれました。これはどこかで聞いたことがあるプレイだと思ったら、何年か前にここで見た「手数王 菅沼孝三」さんのお弟子さんなのでした。学生(W田大らしい)とミュージシャンを両立させているとのこと。私好きだわ、この難しい変拍子。1曲目は、16分の11拍子だったのですって。いきなりの「ブ~タブ~タコブタブタ」でした。天才だわ、この子。
1ステは、オリジナル中心に、ドラム以外を流してたたいていましたが、2ステはウッドベースの伊藤未央さんとオルガン(ハモんドだよ、ハモンドの電気オルガン、いつもホールをお寒くさせるおやじギャグによると、メーカーはハウスで、ハーモントオルガンだとか)の小泉美穂さん、さらにB.Bジュニアや地元のカメちゃんのギターが入ったりで、知人と「来て良かったねぇ」と喜びあいました。
それにしても、なぜにこんなに客が少ない。私は良く義理で行くと言いますが「義理」と言う言葉を誤解しないでほしい。義理は大事です。どうしていつものメンバーは、自分は出たい時に出て、聴きに来ないのですか。それ以前に、自分が最高だと思うことは大切ですが、他の人を聴かずしてどうする。寂しい現実だわ。
ゆっくりして行ってと言われ、いつものおいしい豚汁はじめ、たらこおにぎり、たこの刺身など、打ち上げまで参加して、「車にはKeyを付けてね」に見送られて、シエンタちゃんもカボチャに変わりそうな、スレスレ頃に帰りつきました。
今日は午後、本当はオードブル付き歌会でした。なのに、インフルエンザ襲来で延期になりました。残念・・・私の声もこんなだから、良かったのかも。でも、本日より歌の練習解禁します。
しかし、安倍のポチぶりは、こっけいというか、恥ずかしいというか、悲しくなります。