2017年 01月 14日
はる子ちゃん (1/14 愛と希望と勇気の日)
1月9日 月曜日 天気 晴れ (におい-地名:荷負)
はる子ちゃんのお店に、遊びに行きました。本を読みました。おもちをいただきました。ジュースももらいました。きよしちゃんは、プラモデルでおもしろそうにあそんでいました。郵便局で(伯父は郵便局長でした)、おかあさんにたのまれた切手とはがきを買いました。おばちゃんに、手帳とリボン2つとゴムを買ってもらいました。わたしはとてもうれしかったです。あとで、おふろに入る時、かみの毛がぬれないようにかぶる物(シャワーキャップかな、そんなしゃれた物があったんだ)も買ってくれました。うれしくてたまりませんでした。
親戚ではないので、連絡は来ていません。新聞で見つけただけです。今は全く付き合いが無いので、行こうかどうか迷っていましたが、はる子ちゃんに会いたいと思いました。お母様は、仕方が無いと言えば失礼かもしれませんが、そういうお歳です。これを逃したら、もう一生会うこともないんじゃないかと思い、国道は乾いているとの情報を得、車で30分位の夜道をでかけました。
お通夜が終わって、本当のいとこたちにあいさつをして、はる子ちゃんを特定しました。「はる子ちゃんと話したくて、来たよ。」と言うと、とっても喜んでくれました。ちゃっかり親戚の集合写真に収まって、お互いのかすかな記憶を手繰り寄せ、途切れてしまった膨大なその後を、それとなく埋める様な話をする。
お母様に最後のお別れをしました。棺は淡いピンクで、桜の刺繍が施されていました。病気で痩せてしまったとのことですが、最後の13年をおひとりで生き切ったと言うお顔は、しっかりしていました。半襟が紫の柄付きで、とってもすてきでした。
若い頃は、親戚づきあいなど何の意味があるのかなど、突っ張っていた私が、良いもんだなぁと思えるほどには、来し方より行く末が短くなったのでしょう。「飲めるんでしょう」そう言って、はる子ちゃんは、缶ビールを持たせてくれました。
今日午後は、R.R.Singersの「歌会始」です。