2016年 12月 28日
61歳。何がめでたい (12/28)
夕方には、姉様がCDを焼いてほしいと、お焼きと厚焼き卵を付けて、大量に持ちこんできました。快く引き受けて、明日までの約束をする。
その後、姉上より、T夫妻宅のイルミネーションを見に行こうとお誘いがあり、連れて行ってもらいました。イルミを堪能させていただいて、名残惜しいので、リキーズにお茶しに行きました。「83歳、線維筋通称を克服した、大正琴の達人」「ずっと仕事ばかりしてきて、人生に疑問を持ち始めたもうすぐ80歳には見えない美人」「車の運転大好きで、好きな所へはドンドン行こうと決めた60代後半の姉上」の中にあっては、私は未熟なひよっこの、若い人の様な気がしてくるから不思議。3人の会話に、しばし圧倒されて付いていけない。
本は家にたくさんあり、増えることは避けたいので、最近はめったに買うことはありません。でも、苦労した道新モニターでいただいた図書カードがいささかあるので、少し息子にやって、残りは自分のために使いました。どうしても読みたい本がありました。佐藤愛子さんの「九十歳。何がめでたい」です。
20代の頃からファンで、何かと怒ってくださるのが、スキッとするので、いつか私もこんな風に、怒りまくって生きたいと、目指す生き方の候補に入っているのです。だって、この頃、腹立つことばっかり起こるしね。はっきり怒りたい。沖縄で起こっている事に。
年を重ねると味わいが出るとか、とったなりの深みが増すとか・・・へ~んだ、あちこち痛くなるし、だるくなるし、目乾くし、モスキート音聞こえないし、物覚えられないし、すぐ疲れるし、若い人に腹たつし、良いこと無いのよ。60歳の顔と40歳の顔、40歳の方がきれいなのは、異論をはさむ余地は無いでしょう。品川美容クリニックのCM、あれ、きれいだと思いますやだ~ それなりに見えますよ。「今が最高」「又恋してる」・・・笑っちゃうわ。61歳、何がめでたい。
でも、40歳に戻してくれると言われても、それはご遠慮申し上げます。あんな未熟な頭には、恥ずかしくて戻れない。
今日は、家の中の紙類を整理したいです。せめて、それくらいは。