2016年 03月 05日
幕が上がった (3/5)
今日も観るよ。
ジジネタもババネタも、非常におもしろかったです。
幕が下りて、追記
4公演、すべて観てしまいました。売り下に貢献する意味と、4公演すべてに、私がお誘いした方がみえるので、ちゃんとごあいさつしたかったからです。本当はあいさつしたら、100分間は別な所で時間つぶしても良いのですが・・・と思っていましたが、今回は4回観た意味を感じました。
考えてみれば、劇団10周年、息子も32歳。当然と言えば当然なのですが、大人になったと感じました。「福島」辺りから感じたのですが、その後の「名誉男性鈴子」は、生では観ていません。さらに次の「タカマニズム宣言」に至っては、全く観ていませんから、余計にそう感じたのかもしれません。良い意味でもあり、ちょっとウ~ンの意味もありです。息子本人は、おバカなコメディーのつもりかも知れませんが、バカだよね~っ炸裂感が、希薄になったのです。そんな事を思っていたら、北海道新聞加藤記者のブログ「シアターホリック」に、こんな風に書いてくれていましたよ→ここ そうです。爆笑ではなく、クスクスになったのです。
怪獣そのものは、荒唐無稽ですが、2回3回と観ているうちに、それが犯罪であり、災害であり、様々な社会政治経済問題であり、テロであり、戦争でありと解釈して行くと、どのセリフもがあまりに現実的で、納得できてしまうのです。
アフタートークに出てくれた、弦巻さんとは、劇団をどうしていけば良いかという、超現実的な話で、身につまされました。高校演劇の恩師とのトークでは、息子が緊張しているのがおかしくて。「変わってないね」と言われていましたが、だとしたら、私よりを息子を良く見ていてくれたのかもしれません。髭ちゃんが、高校時代合唱部だったって、初耳。どうりで良い声だわ。歌わせたいね。「合唱部」と「演劇部」は、似た子たちがやっているという説には、私は同調しません。
映画「幕が上がる」によって、高校演劇はやや活発になっているそうです。私、思ったんですけどね、「朝まで生ゴヅラ」は、映画にしたら良いと思うのです。あのままの配役で。「笑の内閣」と言えば、芝居が下手と書かれていたものですが、もうそんな事は言わせません。うまいです。劇団が大人になって成熟して行くって、良い事なのでしょう。「笑の内閣」が中年になっていくのは、楽しみでもあります。私は老年になるけど。