命日が近付いて(2/8)
ネットの情報によると、大竹しのぶがが、ベッキーについて、舞台「ピアフ」の取材で「水に流して」をひきあいに、「すべてを受け止めて、進んでいってほしい」と言ったとか。大竹しのぶ、かっこいい。世間様ってのは、そこまで偉そうなことを言えるほど清く正しく生きているのかとあきれていたけれど、これで又コロッと風向きが変わったりしたら、もっと嫌だな。
2008年の今日のブログは、「少年アシベ」のことでした。息子は2年生で、担任の先生がゴマちゃんに似ていると言ってくれたことです。正確には、マオちゃんにそっくりでした。「いっちゃんのお母さんが泊まってくれている」、と書いてあります。
時薬が効いて、いっちゃんがいないことにも慣れたし(でも、私に向かって「自由で良いね」とは、絶対に言ってはいけない、思ってもいけない、許さないから)、歌うことを中心に、太平洋沿岸の冬の空みたいに、毎日が輝いていると感じる(安倍なんか関係ないよ)私ですが、命日直前のブログをみると、あまりの痛々しさに、飛んでいって私を抱きしめてやりたい気持ちになります。世界がどんなに平和でも、悲しい夜は来る。誰もが耐えて生きていく、正にその通りですね。思い出と歌が、私を支えてくれています。
そのちょうど1年前の2007年は、いっちゃんは、自己末梢血幹細胞移植から生還して、退院したての頃でした。立春を過ぎた光の春の中で、小さな小さな希望を信じて、2人と3ニャンで生きていました。いっちゃんとの思い出の中の、宝石のように大切な、早春の情景です。ファーチレでは「マタイ受難曲」、続いて「メサイア」を歌っていました。
その頃にあった、姪っこの結婚式です。私がきれいに写っていないのでお蔵入りしていましたが、いっちゃんがあまりに良い表情なので掲載。母の付け下げを壊して洋服にして、いっちゃんの頭巾もおそろいで作りました。抗がん剤で、ほとんど髪の毛が無いのを、いっちゃんの両親が気にしたらかわいそうなのでと、気づかいました。
養命酒のCMに流れているの「Ombra mai fu」です。気が付いてますか歌っているのは蒲原史子さん(「小さな木の実」が良いですよ)、ですって。養命酒飲飲もうかな。おいしくて好きなんです。
「真田丸」、家康君がお茶目でよろしい。内野さん楽しいだろうな。マコは✕
by nyankai | 2016-02-08 09:13 | 夫いっちゃん | Trackback | Comments(0)