2016年 01月 17日
バッハとメンデルスゾーン (1/17)
「賛歌」の4番を、やっておいてくださいね~という指示が出ていたから、やれる範囲で予習はしていたのだけれど、昨日伴奏付けてもらったら、切ない曲でした。そうだ、メンデルスゾーンって、好きだったんだ。子どもの頃、レコードで「ヴァイオリンコンチェルト」を聴いた時は、ショックでした。これ、好きだと強烈に思った、初めての曲かもしれません。
音源も入手したので、もうこっちのもんだ。帰宅してすぐ、CDをかけました。4番は、まぎれもなくミュージカルです。「レ・ミゼ」系の。頭の中にははっきりと、「レ・ミゼ」のシーンが浮かぶ。メンデルスゾーンは、僕が先に作ったんだからぁ~と、怒っているかもしれませんが。
好きなことをやって来たけれど、「レ・ミゼ」には出たかったかなぁ(何言ってんだか)、ファンティーヌとは言わないけれど、バルジャンは祐様で(だから、何言ってるのさ)。来年か再来年、もう1度「夢破れて」を歌おうっと。そんなことで今日は、「還暦コンサート」のきっかけになった歌っている写真を、見てください。変な顔です。
同じく、バッハも好きなんだと気づきました。モテットをやっていて、「恋するガリア」を思い出しました。映画は見たこと無いのですが、家にあった映画音楽全集のLPレコードで聴いた曲は、私には妙になまめかしく聞こえました。ミレーユ・ダルクが、メンズのシャツを、パジャマ代わりに着ている写真のせいだったかもしれませんが。原曲が、バッハのカンタータBWV156で、スウィングルシンガーズのねっとりしたスキャットでした。紫式部チックな10代だった私ですが、感受性はそこそこませていたのかな。
合唱バカになってしまうと、歌はもはやストレス発散の手段ではなく、目的になってしまうのです。練習は緻密に作り込んで行かねばならず、知性が要求されます。疲れます。オケと共演する時は、何より体力かもしれません。
昨日の傑作。「賛歌」にvergangen という歌詞があります。「ガンゲンをさ~っ、ゴンゲンって言っちゃった」「大権現様」かっこ笑かっことじでシュラシュシュシュ…こういう知的な会話…どこが知的だか…が楽しいのだ。そういや、「スタバ」までは、ひたすらラテン語を歌い続け、今度はドイチェです。
帰りのバスは、窓側に座ったら、えらく寒かったわ。よほど運転士さんに「暖房上げてください」って言おうと思ったけれど、がまんしてしまいました。がちがちに凍った窓に、指をくっつけて融かして遊んで、余計に寒くなりました。私は、ペガサスでは必ずシートベルトをします。バスを降りて、車に乗り込んだら、外気温-9℃。本当に寒かったんだ。マコは〇
女性が男性の大きめの服を着た容姿には、何故か色気を感じるんです!着ているのが「真っ白なワイシャツ」なら、もう、ボルテージMAXですよ!!(俺は何を言ってるんだか)
しっかり歌い込んで、8月のコンサートを迎えて下さい。(^-^)
歌っていなければ撮れない写真ですね(^.^)v