2014年 11月 29日
日本の温泉にお願いしたいこと (11/29)
BS日テレの「世界温泉遺産」を何気なく見ることがあります。先日は「オーストリア・聖なる源泉」でした。あまりの絶景と、温泉施設の充実ぶりに、言葉を失って見入りました。
教会に見守られた聖なる源泉のルーメールバードという所でした。行く途中にフェルド湖があって、水面に紅葉の景色が写り込んでいる様は、この世の物とは思えないほどでした。写真は、番組のサイトからお借りします。バード・クラインキルヒハイムの源泉は、石造りの教会の中に湧いています。そして、その温泉施設がすばらしいのです。
私は常々、ヨーロッパなどの温泉がうらやましいと思っています。いっちゃんは温泉大好きでしたが、私は連れて行ってもらってもさほど嬉しく無かったのです。だって、1人でお風呂に入ってもつまんないでしょ。息子が小さい頃や、母が元気な頃は連れがいるから良かったのですが。
水着OK で、みんなで入れる温泉が、なぜほとんど無いのでしょう。夫婦で温泉に行こうと言っても、もちろんいつでも露天風呂付き客室に泊まれるほどのお金持ちならいざ知らず、別れ別れに入っても、ちっとも嬉しく無い。混浴もたまにありますが、裸は嫌です。カップルや家族が一緒に入れる、水着OKの温泉がどこにでもあると良いのに。サンパレスやテルメやトマムは、遊園地です。それも良いけれど、大げさだし、ただみんなでのんびり入れる温泉がほしいのです。
水着を着て入るには、タオルさえ入れてはいけない日本では、クリアしなければならない問題はあるでしょうが、できないはずはありません。水着になる、そして異性の前に出ることに、相当の抵抗がある人たちが多いのもわかりますが、慣れです。開き直りです。いっちゃんが良く言っていました。「かっこいい人は見るけれど、そうでない人は見ない、恥ずかしいもんか。」その通り。
絶景に抱かれた温泉に、観光客の若いカップルも、地元の高齢の人達、ふっと~いおじさんもおばさんもこころゆくまで温泉に浸かっている様が、羨ましくてたまりませんでした。
もう一つ大切なことは、ただお風呂として入るのではなく、病気の予防や治療に、もっと積極的に使えたら良いと思います。湯治などと限定せず、もっと科学的に利用すればいと思います。
息子の川柳 たまにはねほけつの先生いいもんだ 誰だったの?
息子のコリアンリポート 地下鉄に堂々と整形の広告だそうで。
今日は、サラ・ブライトマンに行きます。今年1番高いチケットです。
羽生王子様、ボトルケースが服と同じでした。そこまで凝るのね。