2014年 09月 29日
表打ち御免の秋のコンサート (9/29)
ピアノの先生を中心とした実行委員会が、こうしたコンサートを企画・運営してくれます。ありがたいことです。札響の、トランペット(2)と、ホルンとトロンボーンとチューバ5人による、ブラスアンサンブルです。ブラスなので、吹奏楽中高生の姿も多い。
トロンボーンの、山下さんの解説が、なかなかに面白い。会場に向かって、「札響の生演奏を聞いたことがある方~?」そりゃいくら田舎だって、札幌は近い、そこそこいます。「札響と共演したことがある方~」なら、より張り切って手を挙げたのに、そんな質問あるわけ無いよね。
先週のユイットで出た話。弦楽器は曲のほとんどを弾くけれど、管楽器は待つのが仕事。「第九」のトロンボーンは、暇そうだものなぁ。その原因は、金管楽器は、自分の唇の振動を使って音を出すので、吹き続けられない。そうかぁ、私はフルートとオーボエしか吹いたことが無く、金管の苦労は知りませんでした。
ホルンの朝顔が、なぜ後ろを向いているか。狩りの先頭にいて、「猪がいるぞ~!」などと、知らせる役目だったから。そうなんだよね。オケと共演する時、私の前にホルンがいることが案外多くて、上手いと良いのですが、コケちゃんだったりすると「ヤカマシイッ!」と叫びたいこともあったわ。ホルンそして、秋と言えば、ウェーバー「魔弾の射手」の「狩人の合唱」ではなく、「秋の夜半」です。これを知った時(小学生の時)、震えるほど音の豊かさを感じました。
秋の夜半の み空澄みて 月のひかり 清く白く
会場で数人から「新聞見たよ」と言われ、隣の女性には「あのう、失礼ですが、新聞に載った方ではありませんか?」と話しかけられ、少し有名になりすぎた、悪いことはできないななどと、思いました。
アンコールの「聖者の行進」で、恐れていたことが起こりました。頼むから、表打ちの手拍子などするなよ、と祈っていたのに、出てしまったさ。私のせいじゃ、ないけど、許せ。札響の人は、慣れていて何とも思わないのかもしれないけれど、愛する故郷が、裏拍とれないと思われたくない、私の問題なのかもしれない。
昨日の訃報:土井たか子さん、ゆっくりお休みください。
フルートとオーボエふけるんですか?すごいですね。オーボエなんかめっちゃ難しいじゃないですか。
あたしは吹く楽器全くダメです。ピアノとドラムしかたたけません。
長女は学部で第2楽器がホルンだったから、ラッパの向きのおはなし、さすがに知ってましたわ。
札響からホルン奏者が教えにきていたみたい(この写真のかたではないそうですが)
私としては声楽やってほしかったんですがねえ。
彼女は高校からずっと吹奏楽に傾倒していて、いまも市民吹奏楽団で吹いてますよ。
ああ「うらはく」がとれないのはウチの団にもたくさんいます。
特にベースのおじさま、あなたたちがリズム感悪かったらどうするんですか、といいたい(涙)
民謡とかのリズムならすぐのれるんですけどね。
裏がとれないのは日本人の宿命なんですかね。
フルートは、私の前歴から消したい(下手過ぎるので)のですが、中学校の吹奏楽で1年くらい吹きました。オーボエは大学の講義で、それしか残っていなくて、仕方なくです。でもリードを削っていただけでした。どちらも吹いたことがあるってだけで、できるわけではありません。
裏拍問題、農耕民族日本人のDNAの問題です。でも、時々、周りが裏拍でちゃんと手拍子しているのに、全く合わせられない人がいるでしょ?どうしたら、そうなるのか、かえって難しいだろう思ってしまいます。
もっとしんどいのが、3拍子なのに、2拍子の手拍子を入れている時。最小公倍数で、6拍目に合うってか(-_-;)