女優の演じない歌 (2/1)

STAP細胞の小保方さん、最初に見た時にNEWS WEBの橋本キャスターかと思ったけれど、似ていると評判なようです。私だけじゃなかった。
「あまちゃん」は、ダイジェストでちょっと見ただけ、「セーラー服と機関銃」もたぶんちゃんとは見ていない、薬師丸ひろ子に関心はありませんでした。でも彼女の声は好みだったし、あまちゃんの人物設定には、歌唱力において大いに疑問がありましたが、別にどうでも良いことでした。それが、新聞にアルバム「時の扉」のことが書かれてあったのを見たとたんに、聴きたくて仕方なくなりました。
選曲が良い。「冬の星座」・「秋の子」・「浜辺の歌」・「椰子の実」・「故郷」そして私の持ち歌「ユーレイズミーアップ」~祈りバージョン~だもの。コンサート前日、バスを降り、ホテルに向かう地下街で、即断即決ご購入しました。ダヤンのバッグの中に入ったまま、聴くまでには少し時間を要しましたけど、歌詞やライナーノーツを読みながら、想像を膨らませました。
d0017084_9224229.jpg彼女の声が好きなのは、完全に頭声発声だからです。私は子供の時から、胸声で歌える音域が極端に狭くて、地声は悪くて、支えの無いか細い頭声しかできないのがコンプレックスでした。中学で、音師から頭声で歌うことが良いことなのだと教えてもらって、救われました。頭声発声がわかってくると、幸いどこまでも声が出る気がして、こうして歌えるようになりました。今も地声はだめですが、挑戦したい気持ちはあります。幸い、もうかわいい声じゃなくても良い年齢ですから。
話しがそれました。薬師丸ひろ子は、頭声なのです。全然似ている訳ではありませんが、手が届く声なのです。
唱歌は、奥の深い歌です。この歳になると、なつかしく、改めてその価値がわかってくるのです。でも、どう歌って良いのかわからないのです。唱歌を歌うには、あまりに様々なものにまみれてしまったような。
それを彼女は、(ライナーによると)物々しく深刻ぶらず、歌に敬意を惜しまず、驚くほど丁寧に率直に、ひたむきに歌いつづっているのです。女優なのに、演じている感はありません。作りこまれた大人の表現を目指しているのですが、「ケルティック・ウーマン」や「ジャッキー・エヴァンコ」を聴くと、自分が何か間違っている気がして、少々うろたえるのです。薬師丸ひろ子にも、そんな感情を持ちました。「歌は語れ、セリフは歌え」ってこのことか。
タイトルにもなっている「時の扉」は、~わが母の教えたまいし歌~です。
私の声、私の歌に確信を持ちたいです。こうして一生、迷い続けるのが大切であると思いながら。
それはそうと、このジャケットの、こんなヘッドドレス、私もかぶってみたいです。
「コーロ・ファーチレ」3月に始動のお知らせがきました。嬉しいな。
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by nyankai | 2014-02-01 09:21 | 音楽(合唱) | Trackback | Comments(2)

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Commented at 2014-02-11 07:02 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by nyankai at 2014-02-11 08:12
★鍵コメさんへ
そうなんですね(*^。^*)