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ニャンコ座リポート since 2005 April

言葉の力 (4/11)

昨日買い物の金額が、ちょうど3,000円(米を買ったので高かった)でした。ただそれだけのことなのですが、良いことありそうで嬉しかった。
数日前の新聞の卓上四季に、「言葉は凶器になることもできるが、同時に様々な心の傷手を癒す薬でなければならない」(寺山修司)と書いてありました。
合唱セミナーの与謝野晶子の詩による「明日(あす)」は、未だに苦戦しています。それは彼女のせいではなく、作曲の松下耕さんのせいなのですが、3回歌われる「明日よ~」の出の音が自信なく、明日よ~恐怖症になりそうです。でも。
言葉の力 (4/11)_d0017084_973837.jpg練習すればするほど、与謝野晶子の詩に興味が湧いてきました。
明日に対して、憬れて励み、失望し、恨んで咀って、けれども頼んで、明日よと歌い、無限の明日があると、そなたこそ今日の私を引く力でると言う。これって、凶器で薬でなのじゃないでしょうか。
図書館で、与謝野晶子詩歌集を借りてきました。旧仮名づかいなので読みやすくはありませんが、かの「君死にたまふことなかれ」や「みだれ髪」も入っています。なんかこう・・・みたいな・・・などと思っている私がいる・・・そんなまやかしは一切無し。
そうだ、「ひとり寝」という詩に、ちりめんの 夜明けの色の茜染、長襦袢をば選びましよ。と言うのがありました。赤い長襦袢はナイティーで、きっと意味があるんだわ。
卓上四季がとり上げていたのは、日本国憲法は日本語として酷い、と強調している維新の会の政党綱領でした。「日本を孤立と軽蔑の対象に貶め、絶対平和という非現実的な共同幻想を押しつけた元凶である占領憲法・・・」ですよ。おぞましい言葉です。その日本国憲法の前文はこうです。どちらが酷いか、私は一目瞭然だと思います。
「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。」
昨日、ライヴ会場と打ち合わせに行ってきました。いよいよです。R.R.Singersライヴ060.gif、5月25日(土)夜です。来てね、来てね、来てね。
 CM 第17次笑の内閣「65歳からの風営法」迫る。息子、喉が痛いそう。心配。→ここ 
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by nyankai | 2013-04-11 09:05 | 社会 | Trackback | Comments(0)