2013年 01月 21日
いささかの苦労 (1/21)
これは、大好きな田辺聖子さんの短歌です。ブログにも何度か引用させてもらっています。いつかそう思えるようになりたいと願いながら、書いてきました。
30代の頃、保険のセールスらしいおばちゃんに、庭で引っかかり、私の手を見て「あらぁ、奥さん苦労していないきれいな手してるわね。」と言われました。その少し後、ママ友に、大学へ入ってすぐ父を亡くしたこと。だからおんぼろの学生寮で4年を過ごし、その様子を見に来た母に「かわいそうなことをした。」と泣かれた話をしたら、「意外と苦労したんだね。お嬢様育ちなんだとばかり思ってた」。と言われました。
私がした、苦労らしきことって。
①股関節が悪くて、今も多少の不便があること。
②18歳の時に、父を亡くしたこと。
③52歳で、最愛の夫を亡くしたこと。
④母が60代後半で認知症になってしまったこと(その後他界)。
まぁ、ざっとこんなもんですわ。苦労さんが聞いたら、「何言うてんねんな。」と、たぶん怒らはるやろね。
私の心境は確かに、一茶の句
「生きのこり生きのこりたる寒さかな」
ではあるけれど、カモカのおっちゃんが書き残したメモにこうあったそうで、
「かわいそにワシはあんたの味方やで」
これ、いっちゃんが言ってくれたこととおんなしやんか。
幸い私は、そう見せようと努力したとてしも、苦労しているように見えないタイプらしいので、魔女を目指しているヒメ、その名は、「キャシャリン・マジョンソワ―ズ・ド・ニャンカイ」キャラを極めて行くつもりですので、でも時々些細なことで間違いなく凹みますが、みなさんよろしくね。
昨日の昼間、買い物に行ったら、車の外気温表示が3℃でした。祝、今年初の真冬日脱出。
今日は、最強の女子会に行きます。昨日「八重の桜」で、西島秀俊の諸肌脱ぎを堪能