2012年 01月 03日
年末年始のお仕事事情 (1/3)
天使が舞い降りた大みそか、サッポロに着いたのは4時半近くでした。時計台前で降りて、2つの地下街を歩きながらすすき野まで行って、地上へ出てから中島公園のホテルまで歩きました。地下街をゆっくり見て行こうと思ったのですが、人通りは少なくて、5時近くなると、蛍の光が聞こえたり、明らかに後始末を始めているようなお店がありました。
文句じゃないんですよ。良いんです、それで。3年前にA子さんとジルベスターに行った時は、駅前で夕ご飯を食べようとしたら、早く終う店が多くて、けっこう困りました。
今は、年末年始でもお店は開いているものだと思い込んでいますが、そんなにがんばらなくて良いと思うんですよ。ほんの少し、元日営業を取りやめる方に舵が切られていると、新聞には書いてありましたが、だと良いですね。元日の昼のバスに乗り込む時は、札幌駅前はいつも以上に賑わっていました。
ニャンコ座の町では、大みそかに蕎麦屋で年越しそばを食べたくても、予約の持ち帰り用の製造が忙しくて、営業していません。本当は食べたいんですけどね。
29年前のことです。いっちゃんと結婚したのは10月末なので、新婚旅行でもないのですが、冬休みだから、1月1日出発の、私にとっては唯一の海外旅行(ヨーロッパ)に行きました。冬の北海道は、飛行機が飛ぶかどうかわからないので、念のため大みそかに、東京まで行きました。
大みそかの夜は、それ以上の大きな出費を心良しとしなかった私たちは、泊まったセンチュリー・ハイアット(現ハイアット・リージェンシー、当時の私たちには不相応な高級ホテル)のレストランではなく、近くのワイワイやかましい、きっと「ハゲ天」だったと思うけれど、ささやかな夕ご飯を食べました。翌日の出発は夕方だったので、朝昼兼用ご飯を食べに出た街は、ひっそりとしていて、あまりお店は開いていなかった記憶があります。
元旦の朝、26階の部屋の窓から(ハイアットはL字型なので)、一糸まとわぬ男女が嬉しそうに眼下を眺めているのが、見えました。いっちゃんが「あっ、裸だよ。」と言いましたが、その時、私たちも同じでした