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「あなたに天使が舞い降りる素敵な大みそか」だった (1/2)

暮れなずんでいく札幌に向かうのは、それだけで非日常である。都会は夜が良い。非日常には、知人はいない方が良いのかもしれない。東京に行って、有楽町で観劇の後、駅へ向かう時、京都で夜の鴨川を渡る時、一人で歩いている私自身に、酔いしれるような感覚を覚えるように。それでも、その年最後の晩餐を一人でするのは、やわな私には難易度が高かったので、ラベンダーさんを紹介してもらった。
d0017084_945948.jpg7時の約束に、ホテルを出て、中島公園をキタラへ歩く。散歩人が歩くだけだろう、暗く細い雪の道を、遭難するかもと心細くなりながら、キタラの灯りを頼りに歩く。一人でシャキッと立っている女性に「あの~、ラベンダーさんですか?ニャンカイです。」と声をかけてみた。
d0017084_9453786.jpg「イルミネーションディナー」は、スタートがスパーリングワインで、私のお腹にも負担なほどのボリュームではなくて、華やいだ気持ちを、盛り上げてくれた。
ラベンダーさんによると「ジルベスター・コンサートは、他のコンサートに比べて、一人で来る人が、圧倒的に多いんですよ。」・・・なるほど。それはそうだ。家族全員同じ趣味ならともかく、そうでなければ、むりやり大みそかの夜に連れだっては来られないね。
和服を着た女性もちらほら。10時開演へ向けて、席に着く。今回は、ステージ上手やや後ろにチケットをとってみた。多少死角はあるものの、楽譜が読めそうなほど近いし、打楽器が良く見えるし、現田さんの指揮ぶりを見るには最高の席だ。現田さんは、2008年の時よりも、姿も指揮も、締まった感じがした。そうそう、現田さんはソリストと完璧に向き合う瞬間があるの。あんな触れ会えそうな距離で対峙したら、私なら絶対恥ずかしい・・・って、ナニ心配してんだか。
1曲目から、「1812年」。打楽器群が活躍して、地鳴り感覚。大砲はシンセ(?)で出していたけれど、鐘もガンガンで、あんまりすごくてウルッとなってしまった。
今回は、歌手が二人。メゾの「アンナ・クオ」さんと、バリトンの「キュウ・ハン・オン」さん。二人とも貫録あって、オペラの人だった。私の中で又々、「歌というものは」のメモ書きが増えたようで、何だか嬉しい。
「花のワルツ」が30秒前に終わり、会場が暗くなり、みんなでカウントダウン。銀色のテープが舞い、Happy New Year!
プログラムに「あなたに天使が会い降りる素敵な大みそか」と書いてある。日常の中で聞いたら「ナ~ニ言ってんだか」という言葉が、いや、そうだったかもしれない、と思わせてくれたコンサートだった。毎年恒例にしちゃおうか。
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by nyankai | 2012-01-02 09:44 | 音楽(合唱) | Trackback | Comments(0)

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