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ニャンコ座リポート since 2005 April

人生に無駄なことは無いとは言うけれど (11/19)

人生に無駄なことは無いとは言うけれど (11/19)_d0017084_91767.jpg昨日の新聞に、7年前に12歳の息子さんを失くしたご夫婦の記事がありました。妻は夫の二つの言葉に救われたそうです。
一つ目は「大丈夫、ぼくたちが年をとって、だんだんと潤(息子さんの名前)に近付いているんだから。」二つ目は「お母さんと出会わなかったら、どんな人生になっていたかわからなかったな。」
いっちゃんが死んで、いっそのこと出会わなければ良かったと、かなり本気で思いました。出会ってさえいなければ、こんな喪失感を味あわないですんだのですから。同じような目に遭った人が、良い人に巡り合ったけれど躊躇している、それは、もう大切な人をつくりたくない、もしももう1度その人を失うようなことがあったら、耐えられないから。
わかってはいます。いっちゃんに出会わなかったら、今の私はいない。3ニャンと一緒にニャンコ座に住んで、ガーデニングして、歌って、針持って肩凝って、筋トレして筋肉痛になり、時々息子のことを心配している私は。無くなってしまって初めて、他愛のない日常が、家族がいることで感じるいささかの不自由さが、どんなに幸せであるか。人は、お一人様の孤独を、自由と勘違いして羨ましがることも。そしていつか、そのことをひがむでなく、罪悪感も持たず、他愛のない日常にしてしまえるようになりたい。
でも、人生には無駄なことなんてないのだよ、とわかった風に言いたくはありません。悲しい出来事、辛い体験は、やっぱり無いにこしたことはありません。
年とって、だんだん死んだ人に近付いて行く・・・私もいつ死んでも仕方ないと、どこかでは思っています。いっちゃんが待っていてくれるんじゃないかと。生きる意味は、わかりません。毎日、今日1日単位でしか、物事を考えないことにしています。でもこの間、歌友が言ってくれたんです。「まだまだ~、もう一花も二花も咲かせなくちゃ!」。そう言われると、そんな気がしないでもない、素直な私です。
ブータン人と日本人は、顔が良く似ていますね。ブータンの民族衣装って、男性は和服そっくりなのですが、女性は洋服と同じで打ち合わせが逆な点が、和服とは違います。和服って、かなり個性的なのだと、誇らしい気分になります。
ところで、ミクシイはどうして「~」を表示できないのでしょう?「?」になってしまいます。
Commented by toshix at 2011-11-19 18:19 x
ブータンの国王さんは「日本人に似ている」という評判から日本に興味を持ったそうで…
てっきりアントニオ猪木さんを意識してるのかと思ったら…あれはエスビスを意識したものらしいですね。
イケメンかはともかく、いい感じです。

最近は女性と出会わない事もないんですけど
やっぱり病気する前と比べると「深い仲になってはいけないんだろう」というような気持ちがどこかにある気がします。
昔は案外な肉食系でしたがw
好かれたとしても悲しい思いをさせる可能性が人より高いかも…って心のどこかで思っているのか
はたまたそれを深層心理の「いいわけ」にして降りてしまったのか…よくわかりませんけどねぇ
寂しがりほどいろいろに考えて自分を孤独にしてしまう一面があって
もっと素直になりたいものです。
まぁ「ヒトハナ」は異性の事だけじゃないかもしれないですが
Commented by nyankai at 2011-11-19 21:48
★toshixさんへ
ブータン国王さんは、猪木じゃなかった・・・そうでしたか、エルビスね。
「寂しがりほどいろいろに考えて自分を孤独にしてしまう」・・・なるほど、そうかもしれません。でも、色々考えるって、とても良いことだと思います。
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by nyankai | 2011-11-19 09:16 | 心もよう | Trackback | Comments(2)