2011年 03月 30日
原発の不安 (3/30)
でも原発のことは、この辺りで1度、頭を整理しておこうかなと思いました。
ニャンコ座はオール電化です。とても快適に生活しています。電気なしにはあり得ない快適です。原発には漠然とした恐ろしさは感じつつも、私は原発で作った電気は使いませんと考えることは、現実にはあり得ないことです。戦後、闇市に反対して餓死した人がいたそうですが、電気を個人レベルでどうこうするというのは、無理です。それに、本当にこんな状況になるなんて、たぶん思っていなかったのです。多くの人はあらゆる事故も災害も(病気も)、自分には起こらないであろうと、どこかで思っている・・・のではりませんか。遭遇して初めて「人生って何て、意味が不明なの」とうろたえる。口では明日は我が身と言いながら。そうじゃないと、私は不安で心が壊れてしまいます。飛行機にも乗れません。
自分に力が無いから、人様の力を借りることになりますが。忌野清志郎さん(RCサクセション)の2曲と、作曲家吉松隆さんのある日のブログ、そしてカンタータ「土の歌」より「死の灰」です。
Love me tender http://www.youtube.com/watch?v=v5Hxt2CsNp8
Summertime Blues http://protestsongs.michikusa.jp/japanese/summertime.htm
吉松隆さんのサイト http://homepage3.nifty.com/t-yoshimatsu/ ←3/25の日記を
死の灰 http://www.youtube.com/watch?v=xiI9D3qx0Rg
今はひたすら、ことの終息に総力をあげる時です。各々批判をしている場合ではないです。もしも原発に心があるとしたら、「早く自分を止めてくれ」と涙を流しているようにも見えます。私たちは将来、原発に頼らなくても大丈夫になれる方法を模索していく方向に、舵を切らなくてはならないでしょう。
ほくでんから「太陽光発電促進付加金のご負担についてのお知らせ」というのが来ました。この冬はほとんど晴れていたから、ニャンコ座にもしもソーラーシステムがあったら、ずい分と発電できたでしょう。スポーツジムのエアロバイクが発電システムだったら、ダイエットして発電しようって、一石二鳥になるのにね。息子が小学生の頃、渋谷の電力館で、やったことがあります。
そう言いつつ、ぜひ書いておきたいことが、もう一つありました。避難所での、普段着の卒業式の光景です。コメントは心にしまったままで。