2010年 12月 04日
第2回レコーディング(12/4)
報告
私、お疲れ様で~す
9月中旬からの、劇団I'M15周年記念CD制作→ここ にかかわる、毎週の札幌通い、終了しました。初めは知っている曲だけのつもりだったのに、季節は秋から冬へ。自分の性格をほとほと思い知らされました。私って、まじめでがんばり屋で負けず嫌い。
ある曲を、こんな風に掘り下げて、わからなくなって、迷ってもがいて、暗譜して、何となく手ごたえを感じて・・・今までの合唱が甘かったなんていう意味ではないのですが、やらなかったら気付かないことでした。
又、いわゆるクラッシックの発声で、きれいな合唱を目指してきた私が、体を揺らして歌うとか、低い声だとか、若い子たちの感性やかわいい声の中で、正直困惑し反発もしましたが、私には私の歌い方があるという気持ちにたどり着けたかなぁと思えました。いや、それ以上に、照れないで歌うことを教えてもらったのが、最大の成果かな?
何より体調を崩すことなく、一生の内で1番声が出る気がする(ある意味うぬぼれも大切)今、レコーディングに出会えたことが、嬉しいのです。
自分のことばかり書きました。毎回どんどん成長していく若者たちを見ているのは気持ち良かったし、今回のリーダーを務めている子が、若いのに底知れぬ力を示してくれたことに、心から「あなたはすごい、これからも応援してるから。」と言いたいです。
いつもの最終ペガサス号に乗り込んで、とっぷり暮れた札幌の街を見ながら『あ~、かつてこのバスはいっちゃんの病院から、重い心を引きずって乗った、悲しい思い出しかないバスだった。でもいつの間にか、それがはるかな記憶になりつつあるなぁ。』と思えたのです。
レコーディングそのものは、まだ先があります。私も最終日は、見届けに行く予定です。