2010年 11月 18日
非実在中年のダンシングステージ衣装 (11/18)
売り物のCD制作に参加するなんて、正直一生に1度だわ、位のノリで行き始めたかもしれないレコーディング、初めは「卑弥呼」の曲だけで終わりにしようと思っていました。でも欲が出てもう少しと思い、気が付いたらズブズブと深みにはまっている。何たること。気持ち良く歌えればそれで良いと思っていたのに、歌詞の意味をうんとこさ考え、生きてる答えを求めてしまったりして。楽しくてやりがいのあることは、若干の苦しさや辛さを伴う。
地元富川合唱団の第2回ライヴは、年内開催は諸々の理由で実現しませんでしたが、少しずつ進んでいます。来春には絶対やろうと思っています。
今回のオープニングは「ダンシングシスター」(ノーランズ)と「ダンシングクィーン」(アバ)の予定です。アバだとキラキラのパンタロンや厚底ブーツですが、ノーランズは光るスパッツにタンクトップにピンヒールのイメージ。でも私たちのほとんどは、押しも押されもせぬ中年女性なので、大いに知恵を絞ったというわけなのです。
見つけたのが、ニッセンカタログのジャージです。お尻がスカートで隠れるのです。試しにわたくしニャンカイが、自分の分をお取り寄せしてみました。いかがです?ダンシング母さん達のステージ衣装は。男子2人をどうするかの問題は残りますけど。
ミュージカルに参加させてもらって、恥ずかしがらないこと、全く別人格にだってなりきること、歌と体の動きが連動していることなど、ずい分と世界が変りました。「君にもっと~近づいて 嬉しい楽しいしてみたい(何を?)」とか「歌って~踊れっばぁ~人生は最高さ~ 見てよわったし~気分はダンシングクィーン」とか、非実在中年になってはじけてみせますとも。
唐突ですが、歌詠みました。本音と妄想とテレビドラマが交錯する非実在の世界。
何もかも捨てられぬ恋我よりも 君に人生捨てさせられぬ
あいまいな顔することと決着を つけることとはどちらが幸せ