ベルカントじゃない私 (11/9)

劇団I'MのCDレコーディングは、卑弥呼様直々に声かけられて、けっこう軽くやってみようかなと始まった。I'Mへの関わりのきっかけは、いつもそう。それが深みにはまる。
それでも毎日曜日札幌に行くのは、軟弱体質の私には楽ではないし、ほら、根がまじめだから、いつでも頭の中に楽曲がうごめいているのです。
私はもう何十年も合唱をやってきています。大学では声学をかじったから、美しい響きで歌うことが目標なのです。その基本はbel canto[イタリア語]( 西洋音楽の歌唱法の一つ。「美しい歌」を意味するイタリア語から派生し、美しく歌い上げることを目的とする。その唱法は、劇的な表現よりもむしろ美しい声や華麗な技巧を強調)なのです。おまけに、ボーイソプラノや「ケルティック・ウーマン」系の、ビブラート無しの、色っぽさには程遠い声です。カラオケに行っても、地声では歌えない人でした。カラオケも、ひたすらオリジナルのキーを上げて歌っていましたから。
ミュージカルナンバーに、けっこう低い声が要求されていることや、別人格になりきって歌うことや、乱暴に言ってしまうと「声」より「言葉→セリフ」を歌うことなど、すごく勉強させてもらっています。
d0017084_943945.jpg息子と同年代やもっと若い子達の中で迎合・埋没するのではなく、大人の声や心が求められ、それによって新しい歌が創り上げられて行くのかもしれないことに、ようやく気がついてきたのです。今回Sexyに歌うという要求があります。ブギウギリズムのクリスマスソングの「やってた あ~」ですが、ここは良い味出してる中年が、楽しんでいる子どもや若者を優しく見守る、少しアルコール入って、「あ~」は「あ゛~」になるような気がします。ベルカントじゃない私の発見です。新鮮です。
レコーディングの責任者の若い子が、私が行くと心強いと言ってくれました。何とありがたいことでしょう。50年以上も生きていて、だからこそ自分が何かの役に立つこと、むしろそんな自負を持っても良いのかも、持つべきなのかもと思いました。
CD制作のサイトは→ここ 私も写っています。良い作品になるお約束ができますから、みなさん買ってくださいね。お申し込みは→こちら
[PR]

by nyankai | 2010-11-09 09:37 | 音楽(合唱) | Trackback | Comments(0)

トラックバックURL : http://nyankai.exblog.jp/tb/12231284
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。