2010年 10月 14日
童謡は手ごわい (10/14)
ニャンコ座の町で、昨夜「合田道人童謡コンサート」がありました。合田さんは、北海道新聞生活欄「続・あの日の歌景色」連載中の方です。童謡・唱歌のいわれなどを説き明かしてくれていて、とても面白いです。
さて、コンサートは、トークの客いじりが「きみまろ風」(って、行ったことないのですけど)、歌はどことなく「演歌風」(こちらも行ったことない)、客層『私若いほう?』の感じがしました。何だろう、最近刺激的なことばかりやっているから、童謡に反応が鈍かったかなぁ。
童謡・唱歌は、好きです。小さい頃、家には手回し蓄音器があって、母は重いレコードをかけてくれました。講談社の童謡の絵本もたくさんありました。私が今歌っているのは、まちがいなくそのおかげです。
年齢とともに歌詞の意味も理解できてくるのですが、歌うのは実は得意ではありません。そのシンプルさゆえに、かえって手ごわいのです。複雑な曲ならば、まず歌うだけで達成感があります。その手が、童謡には通じないからです。
ニャンカイ家では、息子が小学生の時(ボーイソプラノ)、「童謡歌唱コンクール」にファミリーで出たという、輝かしい過去があります。その内2回は、北海道ブロック決勝大会にも出ました。5年生の時は、大中恩の「バスの歌」(どこの誰だか知らない人と・・・)を混声三部で歌ったのに2位、全国大会行けず悔しい思いをしました。「左オ~ライ 曲がります」と言う息子のセリフは、すごく上手かったのに。その時の1位は4人家族で、合唱になっていないのに、振りがついていました。童謡って、こんな風に歌う方がウケるのかって、内心不満でした。ミュージカルを体験した今なら、なるほどと思いますが。でももう一緒に歌ってくれる夫はいないし、息子となんてありえないしね。
その息子、笑の内閣「非実在少女のるてちゃん上演拒否事件」に対する劇場側の回答はありましたが、交渉決裂にも、和解にもいたらず、継続審議となっているそうです。写真は1994年7月29日、客席の母がこっそりストロボをつけないで撮った物で、見えますかしら。
昨日のコンサートのアンコールは、やっぱり「ふるさと」。日本の国歌は「ふるさと」にしたいのよ、私。
どことなく演歌風・・・お写真からもそんな感じが漂ってきます(^_^)v
いつか、叶いそうな気がします(*^^)v