2010年 09月 22日
魔法は暴力とか好き嫌いとか (9/22)
なるほどと思ったことがあります。まず、「魔法は暴力だ、言葉で説得するんだ。」というセリフです。のるてちゃんは、漫画の世界では魔法少女です。魔法を使えば、思いを遂げることができるのです。でも、実在の世界に来たのるてちゃんは、魔法が使えません。のるてちゃんに向かって、妖精が発したのが、この言葉です。
又、私は常々、自分が何かを判断する時、基準は好き嫌いだと言い放ち、息子にだからダメなんだと叱られます。いくら言われても、それで良いんだと思っていたのですが、良くないですね。好き嫌いがあるのは、仕方ありませんし、その感覚で決めて良いことは、たくさんあります。でも、それではだめなこともあるんです。
討論会の場面では、宗教やホメオパシーにも言及していました。息子はいつそんな勉強をしたんだ?
あなたの考えには反対だけれど、あなたがそれを言う権利は、全力で守る。(もちろん劇中では、人を傷つけてはいけないことや、不快なものを見ない権利もあることも、きちんと言っています。)のるてちゃん達は、魔法ではなく、暴力ではなく、言葉でそれを訴えようとがんばります。息子達の芝居が、たくさんの人の支持を受けられますように。
画像は、「のるてちゃんとキモオタバンド」のブロマイドです。
あっ、そうそう、息子が脚本に書き加えそうなセリフ、「意図的ではなく、遊んでるうちに、書き替えてしまったんです。」息子の危惧が、現実になっている。