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ニャンコ座リポート since 2005 April

満身創痍 (5/3夜)

膝はアカタン。右肘すりむき。腰・右股関節・右ふくらはぎに湿布貼ってます。でも、自分が偉いような気がする。コメント読めてます。従姉・音師・歌友が来てくれました。
満身創痍 (5/3夜)_d0017084_1871447.jpg追記(5/5)
私は、先天性股関節脱臼がこじれて、小2の時大手術を受けました。当時の技術では、最高の治療をしてもらいましたが、スポーツ選手とダンサーにだけはなれないと言われていました。母は口を開くと「そんな足に生んでしまって・・・」などと言いましたが、気に病んだことはありません。息子がおなかにいる時は、確かに体重増加とともに痛くなりましたが、普通に生めたし、時々病むことはありますが、日常生活に不便は感じてはいません。右足は、確かに左に比べて3~4cm短いですが、何十年もそれに付き合ってきて、うまくバランスをとっているのです。
その私が、ミュージカルで激しいダンスをしたのです。最初の稽古の時に、これは判断を誤ったと気がついたのですが、やめたくはありませんでした。ストレッチをしようにも、開脚なんてできないし、右足股関節周りの筋力はほとんど無いし。でも、私はもともとダンスが好きだったのです。きっと神様が与えてくれた、一生に1度だけの、「踊っても良いよ。」のチャンスだと思いました。
湧きあがるリズムに体が反応する快感や、若いメンバーのほとばしる躍動感に囲まれて、ほどほどに踊るなんて、できませんでした。
立て膝のシーンが多くて、サポーターをしていても、膝はすごいことになっていました。雷に飛ばされて、いつの間にか、肘をすりむいていました。誰かに突き飛ばされたり、誰かをふんづけたり、筋が伸びすぎて痛かったり、もうもう何という気持ちの良さでしょう。ホテルでお風呂に入って、ベッドに足を投げ出して、充実感に浸った夜でした。
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by nyankai | 2010-05-03 22:38 | ミュージカル(舞台) | Trackback | Comments(0)