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ニャンコ座リポート since 2005 April

お葬式の心配 (10/6)

友達のお身内が亡くなりました。今日は告別式です。突然の事故で、どれほど辛いことかと思います。どちらが良いなどとは言えませんが、私はけっこう長く夫の死の恐怖と対峙した分、少しずつ心の準備をしていたのかもしれません。
お葬式の心配 (10/6)_d0017084_8355470.jpg少し前の新聞記事に「葬式の心配」という記事(「ひろさちやのほどほど人生論」)がありました。結論は「自分の葬式の心配をする必要はない」でした。ひろさんは宗教評論家であり、仏教を信仰されているので、自分は死んだ瞬間にお浄土に迎えてもらえるのだから、本人にとっては葬式なんて関係無いそうで。
私は、夫が「戒名いらない」「無宗教で」と言っていたことや、お経ではなくて合唱曲で送りたかったことから、希望を叶えてやれなくて申し訳ないと思っています。できるなら、お葬式をやり直したいなんて思ってもいます。でも、確かに、死んでしまった者にとって、お葬式なんてどうでも良いのかもしれません。夫も死んだら「いなくなるだけ」と言っていたし。私自身の気持ちを、納得させたいだけなのでしょう、たぶん。これからどうしていこうか、ゆっくり考えていきます。
私は「旅立ちノート」に、すべて息子の良いように、という大原則だけ書いています。悔しいけれれど、自分で自分のお葬式はできないのです。いえ、本心を言うと、私は自己愛が強いので、「生前葬」をしたいです。会いたい人達を集めて、おいしい物を食べて、飲みながら、私を褒め称えてもらうのです。「じゃ、みなさん、いつになるか私にもわかりませんが、今言っておきます。ありがとう、楽しかった、バイバイ、そのうち夫の所に行きます。」と言います。良いよねぇ、これ。でも、いつするかが、大問題です。
今朝になって、又、訃報が飛び込んできました。
写真は内容とは何の関係もありませんが、アイルランドから来た手紙(とダリの足)です。
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by nyankai | 2009-10-06 08:35 | 夫いっちゃん | Trackback | Comments(0)