2009年 09月 17日
「真夏の夜の夢」沖縄バージョン (9/17)
さて「真夏の夜の夢」は、言わずと知れたシェークスピアの名作喜劇です。それを元に、沖縄を舞台にして作られたそうです。妖精が出てきたり、結婚式の余興としての劇があったり、恋の媚薬が使われたりと、確かに「真夏の夜の夢」ですが、テーマは映画の方がわかりやすかったです。少し泣きました。ノリ君の「この映画を観て・・・」の意味も、合点がいきました。
夫が愛してやまない沖縄、夫と何度も行った沖縄に、又行きたいとすごく思いました。でもまだ私には、ハードルが高い気がします。
大好きなあなたと一緒に旅をした アルプスの山や南の島や
そして、印象に残った言葉が、ヒロインゆり子に沖縄の精霊「キジムン」が言う、「いつでもどこでも、ゆり子の最上の幸せを願っているよ。オレさまのことは、思い出さずに忘れずにいておくれ。」です。これだっ、と思いました。夫のことを思い出さないという意味ではありません。思い出すと、まだ私は悲しいだけなのです。「思い出さずに忘れない」というのは、思い出すことが、私の癒しになり、パワーになるという意味だと思います。早くそんな心境になりたいと思います。
夢にまで臥せった姿 どうすれば元気なあなたの夢をみられる
あっ、今気付きました。同じことを書いても、文章より短歌にしたほうが軽くなるってことに。短歌には「なんちゃって」感が漂いますよね。
文章にすると重たくなりすぎる 我の気持ちを歌に託して なんちゃって
行けるんだ」と言っていました。
余市に居る、私の姉は愛する旦那様と17年前に、お別れ
したのですが、今も私達姉妹に亡くなった旦那様の話を
する事で癒されているようです。
うまくいっていない嫁の事を日記に記していたけど、文章に
すると重いので、短歌にしていると話していました。
お姉様の短歌、ぜひ拝見(拝読?)させていただきたいです。
軽くなるけれど、直球かぁ。そうそう、直球なのに、照れくささが緩和されるというか。絵文字に近い感覚でしょうか。