2009年 07月 31日
ダンス・オブ・ヴァンパイアに噛まれたわぁ
昨夜、「ダンス・オブ・ヴァンパイア」堪能しました。喜劇なのかどうかわからないけれど、はっと気がつくと、ニタニタしていました。祐様は、確かに私の右横を、静かに歩いていきましたが、腕を伸ばして抱き付く勇気は無く、ただうっとりと見送りました。でも、「そっれで満足だっ!」です。
納涼盆踊りも盛り上がり、吉野圭吾君(伯爵の息子ヘルベルト)に「上手よ」と、ほめてもらいました。
「ダンス・オブ・ヴァンパイア」という、このミュージカルそのものに噛まれてしまった、そんな気分です。
旅は続く。帰宅したら、続きを書いて写真を入れます。
追記:8月1日夜
「ダンス・オブ・ヴァンパイア」は、(発病はしていましたが)元気な夫と一緒に観た(2回観た)最後のミュージカルです。祐様の圧倒的な歌唱力や存在感は変わりませんが、今回は、他の登場人物も一生懸命観るよう心がけたので、それぞれが何を思い、何をしたいのか、ハハ~ン、そうだったのかぁ~なんて思いました。
でも、このミュージカルは、たぶんそんなことどうだって良いのかもしれません。何しろ、盆踊りには会場全体で、「たっぷり血を吸えヴァンパイア モラルもルールもまっぴら」と歌い踊るのですから。
ちょっと思ったのは、結局はそれぞれの人物が、それぞれの1番の関心事に思い悩み行動するんだな、ってことです。サラは、少女から大人になる過程で自由が欲しくて、アルフレッドはそんなサラに恋をして、教授はヴァンパイアの研究で、サラの両親はサラがかわいくて・・・じゃ、クロロック伯爵は、サラを我がものにしようとしたのか、永遠の命を嘆いたのか、欲望がこの世を支配することを賛美したのか、どうかしら。
改めて、祐様、すばらしいです。ブラボーです。あなたと同時代に生きていられることに感謝します。